長年牧場メンバーの練習のために頑張って働いてきた馬たちを引退後も最期まで自分たちの手で面倒を見たい。年齢を重ねて騎乗する事が体力的に難しくなったベテランメンバーでも別の形で牧場で過ごせる環境をつくりたい。この2つの願いを繋ぐ架け橋として取り組んでいるプロジェクトです。
2021.9.14に亡くなった”ジャスミン”が体力的にレッスンで働くことが難しくなった事をきっかけに実現に向けて動き出した「Second Lifeプロジェクト」馬と人が一緒にHAPPYに過ごす牧場をコンセプトに掲げて、メンバーと馬たちも家族のように過ごす牧場だからこそ、乗用馬引退まで働いてくれた馬と、高齢まで一緒に日々を過ごしてくれたメンバーが馬に乗れなくなっても牧場で馬たちと穏やかな
時間を過ごせる環境を目指しています。
時間を過ごせる環境を目指しています。
2023年現在はジャスミン以降、引退する馬はまだ居ませんが高齢に差し掛かっている馬たちが引退するまでに、養老厩舎と放牧場の建設を進めています。 費用は現役メンバーが月会費と一緒に収めてくれる「セカンドライフ基金」から少しずつ建材を買い足しながら手作りで進めています。
乗馬クラブに所属していた経験のある方だと、乗っていた馬との別れを経験した事もあるのではないでしょうか。
もちろん、アップリケ牧場でも現役の馬で牧場での働き方が合わない場合は他の乗馬クラブなどでまた働けるように退厩する場合もありますが、引退まで牧場で働いてくれた馬は、最期まで家族として一緒に過ごす事を目指しています。